創造的一歩
十数年ぶりに自分の出生地に行ってみた。
動機は特になかったのだが、なんとなく自分のルーツを辿りたくなった。
好奇心のみで行動する最近の私。
これは私なりのリハビリだと考えている。
しばらくやりたいことができなかったし、その次は動くことができなくなった。
そんな自分に褒美をと思って、最近は思い付きを大事にしている。
ゆるい感じで訪ねて感じたこと。
「自分はここにいた」ということと「あの頃の自分はまだここにいる」ということだ。
人は時と共に脱皮しているが、その抜け殻は記憶とともにその場にとどまり続けている。
その抜け殻というか痕跡のようなものを拾い集める、これがとても心を震わせる。
景色が変わっていても、何故か感極まるのだ。
そして、過去から現在まで自分はたしかに自分だったと確信する。
生きていると実感する。
この歓びに勝るものはないだろう。
破滅的一歩を踏み出した半年前の自分は今に至るまで歩き、這い続けてようやく創造的一歩を踏み出せたような気がした。
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